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エコノミー症候群という名前が世の中でメジャーな存在になってから
トラベルショップの店頭には対策グッズが軒を連ねていますが、
出費をせずに賢く対処する方法はないものでしょうか。
エコノミー症候群とはエコノミークラス症候群の略称で、
長時間座ったまま同じ姿勢で足を動かさずにいると下肢から肺へ向かう血液の流れが悪くなり、
深部静脈に血栓(血のかたまり)ができ、急に立ち上がったりすると、
これが肺の血管に詰まり肺塞栓、呼吸困難などに陥り最悪の場合死亡してしまうこともあるそうです。
名前とはよそに恐ろしい病気です。
予防という観点からみれば「同じ姿勢をやめて歩く」という行為をすればよいということになります。
そこで私のイチオシ対策は、まず「トイレに立つ」ということです。
トイレへ行くということは国籍を問わず自然の摂理の訳で、万人に許されている行為、
恥ずかしがらず堂々と行きましょう。ただし座席の関係で他人の前を通らなければならない時もありますが、
その時は必ず『excuse me』を。
この「excuse me」は、日本の日常でよく使われる『ちょっと失礼』というニュアンスで使えばいいのです。
「excuse me」と声を出しながら心の中で「ちょっと失礼」、これで相手の方には充分伝わります。声をかける相手が眠りについても、健康第一に『excuse me』を言ってみましょう。
うっすら目を覚ましてくれるはずです。
もし通路側の席(aisle seat)であればno problemですが。
もし、悠長なことは言ってられない緊急事態に陥ったときは
「I need to go to the bathroom」と声をかけましょう。
この場合「May I go to 〜」は相手にお伺いを立てる言い方になるのでNG。
この声が相手の耳に入ってときは、うっすらではなくハッキリと目を覚ましてくれるでしょう。
似たような表現で「May I use the bathroom」も耳にすることがあるでしょうが、
これは個人邸などにおじゃました時によく使い表現になります。
トイレまで行くことができたら、個室の中で一人エクササイズを!
2〜3分間は全身のストレッチ、屈伸運動をしましょう。
ジャンプは外に響くので避けたほうがいいでしょう。
これでエコノミー症候群とは無縁になるはずです。充分ストレッチをした後は、おもむろに席に戻りましょう。
もちろんその時はにっこり笑って『excuse me』と声をかけることをお忘れなく。
[TEXT:加藤 友香里(Louisa English Conversation)]
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