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vol.1『競争の場所』(2001.09.04.)
電車での帰宅時に塾帰りと思われる小学生くらいの子供達が 数人のグループで電車に乗ってくる光景をよく目にする。
スナック菓子やパンを食べながら電車に乗ってきた彼らはまっ先に席に座り成績や進学先の中学の情報なんかを話している。
「オマエ○○受けるんだろ?オレならあんなとこチョー余裕だよ。 この前の模擬テストでも余裕だったぜ!」 「オレだって余裕だよ。あんなトコ別に行きたくねぇよ。 オレは■■が本命なんだよ。」
彼らが余裕だなんだと言っていた学校は全国に名の知られている超難関私立中学。
あまりにハイレベルな中学をあそこまで強気に”余裕”と言ってしまう彼らに スゴイなぁという感心したのと同時に多少の悲しさも感じました。
彼らがああやってお互いに鼓舞しあい競争して学力を向上させているのなら それはそれで否定しませんし、 頑張ってねと応援もしちゃうくらいですが、 そこまでお出来になられるのなら今彼らが話している大きな声が電車の中という 公共の場にはふさわしくないボリュームという事にまず気付いてほしいなぁと思いました。
TEXT:Takanori Ohshiba
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